範囲・平均値・総和を3列の数値表から計算

範囲・平均値・総和を3列の数値表から計算

X・Y・Zの3列データを貼り付け、最小値、最大値、範囲、平均値、総和、件数を列ごとに端末内で計算します。

入力

x,y,zの固定3列をCSV・TSV・空白区切りで2〜201行入力します。空セルや余分な列は使えません。

使い方

  1. 範囲・平均値・総和の入力欄で列名、列順、単位、行数を確認し、既定例または自分のデータを用意します。
  2. CSV、TSV、空白区切りの一形式に統一し、空セル、注釈列、単位文字を除いて入力します。
  3. 計算するを押し、結果表の先頭、中央、末尾と件数を元データまたは手計算に照合します。
  4. 必要ならTSVをコピーし、元入力、単位、期間、仮定、計算日時と一緒に保存します。

計算式・考え方

各列について最小値min、最大値max、範囲max−min、平均値Σx_i/n、総和Σx_i、件数nを同じ入力行から求めます。

注意事項

  • このページはX、Y、Zの三列を同じ行数で受け取り、列ごとに六つの要約を作ります。行同士を足したりXとYを比較したりする計算ではありません。三列が同じ観測対象の別項目なら行対応を保ち、別々の標本なら、たまたま同じ行へ置いたことに対応関係があるような説明を加えないでください。
  • 最小値は列内で最も小さい有限値、最大値は最も大きい有限値です。範囲は最大値から最小値を引いた値なので0以上になり、全値が同じ列では0です。負値を含む列でも定義は変わりませんが、最高−最低という幅だけを示し、値が中央付近へどのように分布するかや外れ値の原因は表しません。
  • 算術平均は列の補償和を件数で割ります。平均値はデータの中心を一数へ要約しますが、極端な値へ影響されやすく、二峰性や歪みを隠すことがあります。範囲と平均だけで分布を断定せず、必要なら中央値、四分位範囲、標準偏差、ヒストグラムを別の分析で確認してください。
  • 総和は単位を持つ量の合計として意味がある場合に使います。温度や評価点のように合計の解釈が自明でない値では、計算できても業務上の意味があるとは限りません。平均は元と同じ単位、総和は件数を掛けた量、範囲は差の単位になるため、三列で単位が違うときは見出し以外の記録に単位を明記してください。
  • 件数を追加表示するのは、平均や総和の分母となった行数を元表と突き合わせるためです。空行だけの物理行は無視しますが、空セルを含む実データ行は拒否します。元表が9行なのに件数が8や10なら、改行、ヘッダー、コピー範囲を調べ、見えない列ずれを数値結果の差として放置しないでください。
  • 既定例ではXの最小1、最大10、範囲9、平均52/9、総和52、件数9です。Yは最小6、最大21、範囲15、総和113、Zは最小8、最大23、範囲15、総和144です。画面の丸め表示だけでなくコピーした生値で52/9の近似を照合すると、表示桁と内部値の違いを確認できます。
  • X、Y、Zの列順は固定で、ヘッダーを置くならx,y,zをこの順にします。z,x,yのような並べ替えを列名から自動推定しません。列の入れ替えは各列の要約値そのものを壊さなくても、結果ラベルとの対応を誤らせるため、貼り付け前後に先頭行と代表値を一つずつ照合してください。
  • 範囲は最大と最小の二点だけで決まり、一つの外れ値で大きく変わります。測定誤りを疑う場合も、このページは都合よく除外しません。原記録、測定器、入力単位を確認し、除外するなら事前規則と理由を残した別表を作ります。外れ値を含む結果と除外後結果の両方を保存すると判断過程を追いやすくなります。
  • NIST/SEMATECH e-Handbookが示す算術平均などの位置の尺度と、範囲などの尺度の区別に沿って式を確認しています。公式定義に合わせたことは、任意の三列が同じ母集団を代表することを保証しません。標本抽出、測定誤差、母集団への一般化は入力者が別に評価してください。
  • この結果だけから三列間の相関、因果関係、差の有意性は求まりません。平均が近い二列でも個々の行は異なり得て、範囲が同じでも分布形は異なります。比較が目的なら対応の有無を確認し、散布図、相関、対応あり・なしの検定など目的に合う方法を選んでください。
  • 入力表はカンマ区切りCSV、タブ区切りTSV、単純な空白区切りのいずれか一つを使います。先頭行には定義済みの英字列名を置けますが、途中の文字行、引用符付きCSV、注釈列、単位列は読み飛ばしません。区切りを混在させた行、列不足、余分な列は推測補正せずエラーにするため、表計算ソフトから貼り付けた後に先頭と末尾を確認してください。
  • 数値は符号、小数点、指数表記を含む厳密な十進表現だけを読みます。NaN、Infinity、空文字、HTMLタグ、JavaScript、数式、通貨記号、単位付き文字は数値へ変換しません。空セルを0とみなす処理やeval、new Functionは使わないため、欠測と実測0を意図せず同一視することを避けられます。欠測を扱う分析は別の前処理で方針を決めてください。
  • 実データは2行以上201行以下、入力全体はJavaScriptのUTF-16長で32000文字以下、各数値は絶対値1e100以下の有限値です。上限を超えた行を末尾から切り捨てたり、Infinityを最大値へ置き換えたりしません。巨大入力による画面停止と、意味を説明できない桁あふれを防ぐ境界であり、任意精度統計や大規模データ基盤の代用ではありません。
  • 入力順、重複値、負値は、そのページの数式が許す範囲で保持します。自動sort、重複排除、外れ値除去、欠測補完、単位換算は行いません。計算が成功したことは元データが正しいことを意味しないため、列の意味、単位、対象期間、収集条件、除外規則を別に記録し、元表の行数と結果に示す行数または件数を照合してください。
  • 内部計算は一般的なIEEE 754 binary64です。和にはPython版とJavaScript版で同じ順序のNeumaier補償和を用いて単純加算の桁落ちを減らしますが、10進小数を2進数へ変換する丸めは残ります。表示桁が増えても入力精度が増えたわけではなく、法定帳票、研究データ、監査値で指定された十進丸めや任意精度計算を置き換えません。
  • 結果表には列見出し、caption、先頭列の行見出し、スクロール領域を設けています。狭い画面では表だけを横へ動かし、ページ全体のレイアウトを崩しません。コピーは見出し付きTSVで、数値は再利用しやすい生の文字列、未定義は文字として出します。表計算ソフトへ貼り付けた後は小数点、指数表記、百分率の解釈を再確認してください。
  • 計算、検証、表生成、コピー文字列の作成は開いているブラウザー内だけで完結し、外部API、CDN、ファイルアップロード、サーバー保存を使いません。ただし共有端末の画面、OSのクリップボード履歴、ブラウザー拡張、画面共有までは制御できません。顧客名や口座情報など計算に不要な機密文字列を貼り付けず、組織の端末規則に従ってください。
  • 再現するときは元の貼り付け文字列、区切り形式、列名、単位、計算日時、採用した行、画面からコピーしたTSVを同じ記録へ残します。通常例だけでなく、最小2行、同値、減少、0など意味のある境界例も試し、結果が予想した方向へ動くかを確認してください。重要な判断では独立した表計算式、手計算、公式資料、担当者レビューと照合します。
  • binary64による汎用計算です。入力定義、単位、標本・会計範囲、正式な丸めは独立に確認してください。

よくある質問

空セルや文字を0として計算できますか?

できません。欠測と実測0を分けるため空セルを拒否し、厳密な十進数だけを受け付けます。注釈、単位、式、HTMLは別列または別記録へ移してください。

201行を超える表は自動で一部だけ計算しますか?

しません。切り捨てによる標本変更を避けるため全体をエラーにします。期間分割や目的に合う集約を別途行い、その方法と元表を保存してください。

画面の結果を正式な統計・会計値として使えますか?

式の検算には使えますが、binary64と汎用表示です。正式な丸め、データ定義、標本設計、会計範囲を確認し、重要な利用では独立計算と担当者レビューを行ってください。

入力内容はサーバーへ送信されますか?

送信しません。解析と表生成はブラウザー内だけで完結します。共有端末、クリップボード、拡張機能の扱いは利用者側の規則に従ってください。

範囲・平均値・総和の入力解析、最大201行の計算、表表示、TSV生成はclient-onlyで行い、外部API、CDN、アップロード、サーバー保存を使用しません。