腹囲臀囲比(WHR)の中立的な計算

腹囲臀囲比(WHR)の中立的な計算

腹囲と臀囲を同じcm単位で入力し、腹囲÷臀囲の無次元比と臀囲に対する腹囲の百分率を表示します。性別による体型名は付けません。

入力

採用する測定手順を決め、水平に測った腹囲を入力します。

臀部の最大周囲など、採用する手順に沿って水平に測った値を入力します。

使い方

  1. 同じ長さ単位で測った腹囲と臀囲を用意します。この画面ではcmにそろえます。
  2. 腹囲と臀囲を入力し、測定位置や呼吸条件が記録ごとに変わっていないか確認します。
  3. 比と百分率を確認します。りんご型・洋なし型などの体型名や健康判定には変換しません。

計算式・考え方

腹囲臀囲比は腹囲÷臀囲です。百分率表示はその比×100です。腹囲80cm、臀囲95cmなら80÷95=0.842105…、百分率は約84.21%です。WHOの専門家会合報告『Waist circumference and waist-hip ratio: report of a WHO expert consultation』(2011、ISBN 9789241501491)は、腹囲・臀囲の測定方法、性別・年齢・民族による違い、循環器疾患や糖尿病との関連を整理しています。who.int/publications/i/item/9789241501491の記載を2026年7月16日に確認しました。本ページは報告書の境界値を自動適用せず、割り算だけを再現します。

注意事項

  • このページは男性1.0、女性0.9などの境界で体型名へ分類しません。WHRは連続量であり、測定手順、研究対象、地域、年齢、評価する健康結果を抜きに単一ラベルへ変換すると、個人への過度な断定になりやすいためです。
  • 腹囲と臀囲は、どこにメジャーを通すかで値が変わります。WHO報告は複数の測定手順と再現性を扱っています。腹囲は肋骨下端と腸骨上端の中間、臀囲は臀部の最大周囲など、採用した手順を記録し、別手順のデータを同じ系列へ混ぜないことが重要です。
  • 測定時はメジャーを床と平行にし、皮膚や衣服を強く圧迫しないようにします。自然な立位と呼気の条件をそろえ、可能なら同じ測定者が複数回測って大きな差がないか確認します。巻尺の傾きやねじれだけでも比の末尾は変わります。
  • この比は単位を持ちません。cm同士でもinch同士でも同じ値になりますが、腹囲をcm、臀囲をinchのように混ぜると無意味です。画面はcm専用にして単位混在を防いでいます。入力欄の値が直径や衣服サイズではなく、実際の周囲長であることも確認してください。
  • WHO報告はWHRを非感染性疾患リスクの集団評価に使う研究を整理する一方、カットオフには性別や民族差を含む課題があるとしています。数値は問診、血圧、血液検査、既往歴などを置き換えません。比が低い・高いという一点だけで安心や不安を決めないでください。
  • 妊娠、産後、腹水、浮腫、身体変形、成長期などでは成人一般の解釈が適さないことがあります。また、体重や体型に関する数値が心理的負担になる場合は、繰り返し測定を続ける必要はありません。評価が必要な目的なら、対象に合う方法を専門職と選んでください。
  • 経時比較では測定時刻、食後からの時間、衣服、測定位置をそろえます。小さな変動は体液、姿勢、呼吸、巻尺の読み取りで生じます。単回値を目標達成や失敗の判定へ直結させず、目的に応じて他の情報と一緒に見ます。
  • 比の表示は小数第4位まで、百分率は小数第2位までに丸めます。丸め前の値から百分率を求めるため、表示された比×100と最後の桁が異なることがあります。厳密な再計算では元の腹囲と臀囲を使ってください。
  • この結果は採用した手順で測った腹囲と臀囲の比を算術表示するだけで、体型、内臓脂肪、皮下脂肪、肥満、疾患リスクを分類・診断しません。測定位置、姿勢、呼吸、衣服、年齢、性別、集団差を一つの値では評価できません。数値から減量、食事制限、運動処方、受診要否を決めず、健康上の懸念は医療専門職へ相談してください。

よくある質問

性別を入力しないのはなぜですか?

計算式自体は腹囲÷臀囲で共通です。性別別の体型分類をせず、測定比だけを示す設計だからです。

臀囲はヒップサイズの服表記で代用できますか?

できません。服のサイズではなく、採用した身体測定手順による実測周囲長を使います。

腹囲と臀囲をinchで測りました。

両方を同じ係数でcmへ換算して入力してください。比は変わりません。

この比で内臓脂肪量が分かりますか?

分かりません。周囲長の比であり、画像検査による内臓脂肪量や疾患を測定するものではありません。

入力した腹囲と臀囲はブラウザ内で計算され、このツール自体から外部へ送信されません。共有端末での画面表示、履歴、コピー先の管理は利用者側で行ってください。