収縮期・拡張期から平均動脈圧の近似値と脈圧を計算

収縮期・拡張期から平均動脈圧の近似値と脈圧を計算

入力した収縮期血圧と拡張期血圧から、伝統的な平均動脈圧の近似値と差としての脈圧をブラウザ内で計算します。疾患、緊急性、受診要否は判定しません。

入力

同じ測定の収縮期血圧を入力します。上限500は誤入力防止の技術値です。

同じ測定の拡張期血圧を入力し、収縮期以下にします。

使い方

  1. 同じ測定で得た収縮期血圧と拡張期血圧を、単位mmHgのまま入力します。
  2. 入力順を確認し、拡張期が収縮期を超えている場合は転記ミスを修正します。
  3. 結果では、平均動脈圧に必ず『近似値』と付いていることと、脈圧が単純な差であることを確認します。
  4. 測定機器の表示、症状、診療上の判断はこの算術結果で置き換えず、必要時は医療機関の案内を優先します。

計算式・考え方

収縮期血圧をSBP、拡張期血圧をDBPとすると、脈圧PP=SBP−DBPです。伝統的な簡易近似はMAP_est=DBP+PP/3=(SBP+2×DBP)/3です。これは心拍1周期の圧波形を時間積分した真の平均値ではなく、拡張期が相対的に長いという単純化を置いた近似です。

注意事項

  • 平均動脈圧は本来、1心周期にわたる動脈圧の時間平均です。このページは波形データを受け取らず、収縮期と拡張期の2点から伝統式で近似するだけです。
  • 脈拍数、脈の形、不整脈、測定部位、カフ、姿勢、運動、薬剤などを式へ入れていません。条件が違う二つの測定値を組み合わせず、同じ測定のSBPとDBPを使います。
  • 研究ではDBP+PP/3が上腕の時間平均圧を過小評価し得ることが報告されています。表示名から『近似』を外さず、医療機器のMAP表示と一致するとは保証しません。
  • 脈圧は収縮期と拡張期の差ですが、差の大小だけで動脈硬化や心血管疾患を診断できません。このページでは因果的な断定や正常範囲の色分けを行いません。
  • SBP=DBPの数学的境界では脈圧0、近似MAPは同じ入力値になります。この境界を正常な生理状態と説明せず、式とconstraintの検算だけに使います。
  • 近似の定義は2026年7月16日にNCI/NCBI MedGenで照合しました。参照先: www.ncbi.nlm.nih.gov/medgen/1830648 。
  • 近似式の仮定に関する一次研究は pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32694334/ 、上腕平均圧との差の検証は pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17351365/ で確認しました。
  • 入力範囲0超〜500mmHgは桁違いと無限値を止める技術上限で、人体の安全域や測定器の有効範囲ではありません。値が上限内でも妥当な測定とは判定しません。
  • 結果へ『正常』『高い』『低い』を付けず、入力値に応じた疾病名、緊急性、受診時期、薬の増減を表示しません。症状がある場合の対応をこのページは決められません。
  • 記録用途でコピーする場合は、近似値であること、元のSBP/DBP、測定日時と条件を別に保持してください。このツールは履歴保存や診療記録への自動転記を行いません。
  • 結果は2つの入力値へ簡易式を適用した近似値です。波形を積分した測定値ではなく、正常・異常、動脈硬化、緊急性、受診・服薬の要否を診断・判定しません。

よくある質問

血圧計のMAP表示と同じですか?

同じとは限りません。血圧計や侵襲的測定は波形・機器固有処理を使う場合があり、このページは2値からの伝統的近似です。

脈圧から動脈硬化を判定できますか?

できません。入力値の差だけを返し、疾患や正常・異常を判定しません。

拡張期が収縮期より高い値を入力できますか?

転記順や入力の誤りを疑う組合せとして拒否します。元の測定記録を確認してください。

受診や薬の調整に使えますか?

使えません。近似式の学習・検算用で、受診、診断、治療、服薬判断を行いません。

収縮期・拡張期の入力は利用者のブラウザ内だけで計算し、外部送信や履歴保存を行いません。氏名、症状、病歴、服薬情報を入力する欄はなく、診療記録を生成しません。