退職金の年金化シミュレーション|開始年齢別の受取額を比較

退職金の年金化シミュレーション|開始年齢別の受取額を比較

退職一時金、年実効率、受取開始・終了年齢と年間回数から、開始年齢別の1回額・年換算額・総受取予定額を一覧計算します。

入力

受取開始まで運用し、その後の定額受取へ換算する元本です。税引前・手数料控除前の同じ通貨単位で入力します。

1.4%なら1.4と入力します。年実効率として各受取頻度の等価な期間利率へ変換します。

入力した退職一時金がこの年齢時点にあるものとして、受取開始年齢まで複利で繰り延べます。

比較表の最初の行です。元本の基準年齢以上にしてください。

最初の開始年齢以上、受取終了年齢未満で、比較行数が21行以内になるよう指定します。

この年齢に達する直前まで定額を受け取るモデルです。最後の開始年齢より大きくしてください。

年実効率を選択回数の等価な期間利率へ変換し、各期末に同額を受け取るものとします。

据置後元本と1回受取額を円単位へ丸めます。総受取予定額は丸め後の1回額を回数分合計します。

使い方

  1. 年金化を検討する退職一時金を円単位で入力します。源泉徴収後の手取りを比較したい場合は手取り額、税引前の制度額を比較したい場合は税引前額にそろえ、異なる基準の金額を混ぜないでください。
  2. 年給付利率を年実効率として入力します。1.4%なら1.4です。商品資料が予定利率、保証利率、名目年率など別の呼び方をしているときは、同じ定義だと推測せず発行者へ確認してください。
  3. 元本の基準年齢、比較する最初と最後の受取開始年齢、受取終了年齢を指定します。表は開始年齢を1歳ずつ動かし、最大21条件を同じ終了年齢で比較します。
  4. 年間受取回数と円未満の端数処理を選んで計算します。年間受取回数は1・2・4・12回で、すべて各期末払いです。生年月日や暦日は使わず、整数年齢間の均等期間として扱います。
  5. 結果では、据置後の元本、1回額、年換算額、総受取予定額を分けて確認します。コピーした表を比較資料へ使うときは、入力条件、利率規約、端数処理と確認日も一緒に保存してください。

計算式・考え方

年実効率をr、年間受取回数をfとすると、1期間の利率q=(1+r)^(1/f)−1です。基準年齢から開始年齢までd年据え置いた元本はP'=P(1+q)^(df)。終了年齢までの受取回数をNとすると、各期末の1回額A=P'q÷{1−(1+q)^−N}です。q=0ではA=P'/Nを使います。表示する元本と1回額だけを選択した規則で円単位へ丸め、総受取予定額=丸め後1回額×N、利息相当額=総受取予定額−丸め後元本とします。

注意事項

  • 企業年金連合会の用語集とOpenStaxの普通年金式を2026年7月17日に照合しました。企業年金連合会は給付利率・年金換算率を、一時金を年金へ換算する際に年金現価率の算出へ用いる率として説明しています。本ページはその考え方を、年実効率と期末定額受取を明示した単純モデルへ限定して実装します。
  • 元の参照計算ページには生年月日欄がありますが、複数の生年へ変更しても同じ元本・利率条件の結果表は変化しませんでした。本ページでは結果へ寄与しない個人情報入力を置かず、元本の基準年齢と受取開始年齢を直接入力します。誕生日の日付差や閏年の日割りは計算しません。
  • このツールは元ページの不透明な内部丸めや商品固有係数を複製するものではありません。年実効率から等価な期間利率を求め、普通年金の現在価値式を逆算する透明な計算です。同じ表示利率でも、元ページや実際の商品と結果が一致するとは限りません。
  • 年給付利率は年実効率として扱います。年12回なら単純に12で割らず、q=(1+r)^(1/12)−1へ変換します。名目年率を月割りする契約、日割り複利、単利、予定利率から費用を控除する商品には、そのまま適用できません。
  • 受取開始までの据置期間では、入力元本が同じ年実効率で複利運用されると仮定します。退職時点から据置開始までの空白、追加拠出、途中引出し、運用損失、利率変更はありません。基準年齢と最初の開始年齢を同じにすれば据置を0年にできます。
  • 受取は各期間の末に同額が支払われる普通年金です。各期間の初めに受け取る期首払いでは1回ずつ時間軸が前へずれ、同じ数式結果になりません。初回支給日、最終支給日、支給月の取り扱いは商品約款や制度資料を優先してください。
  • 受取終了年齢は、その年齢に達する直前までの均等受取を表す比較上の上端です。例えば開始60歳、終了65歳、年1回なら5回、年12回なら60回です。65歳到達後にも1回受け取る意味ではありません。
  • 据置後元本と1回受取額は、選んだ切り捨て・四捨五入・切り上げで円単位にします。総受取予定額は、丸め前理論額ではなく実際に繰り返すと仮定した丸め後1回額を総回数へ掛けます。そのため丸め方法により総額と利息相当額も変わります。
  • 利息相当額は総受取予定額から受取開始時点の丸め後元本を引いた機械的な差額です。税法上の利子、雑所得、退職所得、運用収益を分類する結果ではありません。マイナスが出た場合も損失の法的認定ではなく、端数処理を含む比較差です。
  • 受取開始を遅らせると据置期間は長くなりますが、終了年齢を固定しているため受取回数は少なくなります。1回額や年換算額が増えても、生涯価値や有利不利が自動的に改善したとは限りません。受取期間、総額、流動性を同時に比較してください。
  • この計算には死亡率、終身年金の生存条件、保証期間、遺族給付、障害給付、解約返戻金を含みません。終身年金は支払回数が契約時点で固定されないため、単純な終了年齢モデルだけでは評価できません。生命表や商品固有の年金現価率が必要です。
  • 所得税、住民税、社会保険料、退職所得控除、公的年金等控除、源泉徴収、手数料、インフレを反映しません。一時金と年金の手取り比較では、受取年度ごとの他所得や制度適用が重要です。税務判断は最新の公的資料と専門家の確認を優先してください。
  • 入力上限は元本1兆円、年給付利率100%、年齢0〜120歳です。開始年齢の比較は21行、総受取回数は1,200回までに制限し、非有限値や安全な表示範囲を超える条件は表の途中結果を返さず拒否します。
  • 複数案を比べるときは、元本、基準年齢、終了年齢、年間回数、丸め方法を固定し、開始年齢か利率を一つずつ変えてください。条件を同時に変えると、据置効果と受取回数減少のどちらが差を生んだか読み取りにくくなります。
  • 計算結果は契約見積りではありません。実際の企業年金・個人年金・退職給付では、規約に定めた換算率、保証期間、選択割合、支給頻度、費用、端数処理が優先されます。申込前には運営主体の正式な年金額試算と照合してください。
  • ページは1ページ1ツールのcalculator-first構成で、表の下に式、前提、使い方と注意点をまとめます。別の年金係数ページへ移動しなくても、開始年齢ごとの元本と受取額の関係を同じ入力条件で追えるようにしています。
  • 一定の年実効率と期末定額受取による数学的概算です。税、手数料、死亡率、終身給付、商品固有規約を含まず、実際の年金額、手取り額、契約判断を確定しません。

よくある質問

予定利率や年金換算率をそのまま入力できますか?

その率が年実効率で、費用控除や死亡率を含まないことを確認できる場合だけ数式上の近似に使えます。名称だけでは定義を判定できないため、商品資料にある利率の基準と複利規約を確認してください。

年12回なら年給付利率を12で割っていますか?

割っていません。入力を年実効率とし、年12回と等価になるq=(1+r)^(1/12)−1を用います。単純月割りの名目年率を使う契約とは結果が異なります。

開始年齢を遅らせると必ず得ですか?

必ずとは言えません。元本の据置運用期間は増える一方、終了年齢固定なら受取回数が減ります。税、生活費、死亡時の扱い、資金需要も含めて別途比較してください。

終身年金の金額を計算できますか?

できません。このページは終了年齢までの確定回数モデルです。終身年金には生命表、生存条件、保証期間、商品固有の年金現価率が必要です。

総受取予定額が手取り総額ですか?

違います。丸め後の1回額を回数分足した税・費用控除前の数式上の予定額です。所得税、住民税、社会保険料、振込費用などは含みません。

退職金の年金化シミュレーションはclient-onlyで動作します。入力した退職一時金、利率、年齢、受取頻度を外部APIへ送らず、外部の市場データや個人情報も取得しません。共有端末での入力履歴、画面共有、コピーした表の保存先は利用者自身で管理してください。