水深から津波の浅水波速度を計算

水深から津波の浅水波速度を計算

水深と重力加速度から、長波近似による津波の位相速度をm/sとkm/hで計算します。

入力

経路を一様とみなす教育用の代表水深です。沿岸までの実海底地形を表しません。

NISTの標準自由落下加速度9.80665m/s²。通常の概算では9.8も使われます。

使い方

  1. 教材で指定された一様な代表水深を一次資料、計測記録、公式記録のいずれかで確認して入力します。
  2. 採用する重力加速度を同じ対象条件と単位で入力し、表示された係数の意味も確認します。
  3. 「計算する」を押し、m/sとkm/hの浅水長波速度を式の適用範囲と一緒に読み取ります。
  4. 既知例を再計算し、重要な用途では公式資料または資格を持つ専門家の方法で別途照合します。

計算式・考え方

長波近似の位相速度c=√(g×h)。gは重力加速度m/s²、hは水深m、cはm/sです。km/h表示はc×3.6で換算します。

注意事項

  • 津波の浅水長波速度は、波長が水深より十分長い線形浅水波の位相速度を一様水深で求める理想値です。このページは入力値と明示した係数だけを使う単一モデルです。名称や動物種、施設名から未入力の条件を推測せず、利用者が確認した同じ対象・同じ期間・同じ単位の値をそろえて計算します。
  • 式の組み立ては、線形浅水方程式の長波極限から速度を√(gh)とし、秒・メートルを時・キロへ換算します。内部では途中結果を表示桁へ丸めず、すべての出力を計算した後に画面上の桁だけを整えます。手計算で照合するときも、分子と分母、指数、平方根、換算係数の順序を変えないでください。
  • 入力契約は、正の代表水深と正の重力加速度を使い、経路途中の水深変化を一つの値へ隠れて平均しません。0を許す回数と、0では定義できない時間・体重・係数・水深・重力加速度を分けています。欄の上限は誤入力を早く発見するための技術的境界であり、その範囲全体に現実的な意味があることを保証しません。
  • 主要な仮定は、一様水深、微小振幅、長波、静水、線形・非分散という浅水長波近似が成立することです。仮定が外れる場合は入力桁を増やしても結果は改善しません。対象に合う規則、測定・観測データ、専門家の評価など、欠けている要因を扱える方法へ切り替えてください。
  • 結果の読み方は、4000mでは約713km/hですが、沿岸到達時刻は経路ごとの水深積分と発生源が必要です。計算値は条件付きの比較・学習値で、測定値、診断、処方、公式記録、到達予報、安全保証ではありません。結果を記録する場合は、採用した入力、係数、単位、確認日、モデル名も一緒に残してください。
  • 境界と無効値は、水深1mでも式は評価できますが遡上域を表さず、水深0は水域でないため拒否します。境界の近くでは小さな入力差が表示値へ目立って現れることがあります。入力エラーを無理に0へ置き換えず、元資料へ戻って値と単位を確認し、別条件の値を混ぜていないか点検してください。
  • 式・定義の照合先は、NOAA NCEIのV=√(dg)、NOAA Tsunami Warning Center資料、気象庁の伝播解説です。2026年7月13日に数式、単位、適用範囲を確認しました。資料中の代表値は固定された真値とは限らないため、変更可能性がある係数は入力として表示し、採用理由をヘルプと本文に残しています。
  • リスク区分はR3です。避難の遅れや早期解除につながる危険が高いため台帳どおりR3とします。この計算だけを根拠に重要な判断を確定しないでください。対象分野の正式な情報、実測・観測結果、資格を持つ専門家や所管機関の判断を優先します。
  • このページが扱わない範囲は、実海底地形、屈折、分散、波高、遡上、反射、発生時刻、沿岸到達予測は含みません。ここに列挙した対象外条件や資料ごとの定義差、測定・観測誤差を自動補正しません。複数条件を比較するときは、対象以外の入力を固定して一つずつ変えてください。
  • 表示精度については、水深の空間変化とモデル近似が支配的で、表示速度から正確な到着時刻は求められません。IEEE 754倍精度の内部計算は手計算の照合には十分ですが、表示桁数が資料や測定の不確かさを小さくするわけではありません。最終報告の有効数字は最も粗い入力と用途の規則に合わせてください。
  • 一様水深の教育用速度です。津波到達時刻、波高、遡上、避難開始・終了の判断には絶対に使わず、気象庁の警報・注意報に従ってください。

よくある質問

津波の浅水長波速度を公式値や診断結果として使えますか?

使えません。津波警報、到達予想、避難判断ではなく、気象庁等の正式な解析を置き換えません。このページは入力した条件に式を当てはめる学習・比較用です。公式記録、診療、防災、安全管理など対象分野の重要な用途には、所管機関または資格を持つ専門家が提供する正式情報を使用してください。

既定値は変更してよいですか?

変更できます。4000mは典型的な深海の学習例で、実際の海底経路は場所ごとに大きく変わります。ただし都合のよい結果に合わせて係数を選ぶのではなく、先に対象、期間、規則版、資料名を決め、その資料が指定する値を入力してください。

なぜ単純な式なのに注意事項が多いのですか?

到着時刻と危険度は水深だけでなく発生源、経路、海底地形、沿岸地形、波高に左右されるためです。数式が短いことは現実の不確かさが小さいことを意味しません。式に含まれない条件を本文で明確にし、誤った用途へ数値だけが持ち出されることを防いでいます。

入力や計算結果は外部へ送信されますか?

送信されません。この計算はブラウザ内で完結し、入力内容をサーバーへ保存しません。ただし共有端末では画面表示やクリップボードの扱いに注意し、個体を特定できる診療情報や未公開記録は入力しないでください。

入力した競技記録、時間、体重、BCS、係数、水深、重力加速度、P波とS波の到着差はこの端末内だけで計算され、外部へ送信・保存されません。個体を特定できる診療情報、未公開の選手記録、防災施設の機密情報は入力しないでください。