実数Dirichletイータ関数 η(s) と 1−η(s)を計算
実数−20~20のDirichletイータ関数を計算し、ζの極が相殺されるs=1も安定に評価します。
計算結果
- η(s)
- —
- 1−η(s)
- —
使い方
- 実数sを入力します。
- η(s)とcanonical同様の1−η(s)を計算します。
- s=1、s=0、ζとの恒等式を使って検算します。
計算式・考え方
η(s)=Σ_(n=1)^∞(−1)^(n−1)/n^sで、η(s)=(1−2^(1−s))ζ(s)です。s=1ではη(1)=ln2です。
注意事項
- NIST DLMF 25.2.3を2026年7月13日に照合しました。交代Dirichlet級数は実数s>0で収束し、ζの通常級数より広い範囲を直接表します。s≤0の値は解析接続として読み、発散級数の素朴な部分和とは区別します。
- η(s)=(1−2^(1−s))ζ(s)ではs=1で0と極が掛かる形になりますが、特異点は可除でη(1)=ln2です。実装はs=1を直接返し、近傍ではexpm1を使って1−2^(1−s)の桁落ちを抑えます。
- η(0)=1/2、η(−1)=1/4は解析接続による代表値です。交代級数1−1+1−…や1−2+3−…を通常の意味で足した収束値ではありません。総和法や解析接続という前提を明記して比較してください。
- ζ(s)はs=1で極を持ちますがη(s)は実数範囲で有限です。二つの関数を同じ入力で比較するときは、係数1−2^(1−s)の符号と大きさも確認します。ηをζそのものと取り違えないようにしてください。
- 1−η(s)はcanonicalページが併記する補助量です。大きな正のsではη(s)が1へ近づき、差は2^(−s)を中心とした小さな寄与になります。1との差し引きによる丸めの影響があるため、非常に小さい差には多倍長計算も検討します。
- このページは一組の入力から一つまたは少数の代表値を求めるスカラー計算機です。連続区間の形を調べるグラフ版とは目的が異なり、教科書の例題、実装テスト、数表の一点を落ち着いて照合できます。同じ記号でも符号規約、解析接続、上昇階乗と下降階乗の違いがあるため、結果だけでなく本文の定義式を先に確認してください。
- 計算は利用者のブラウザ内だけで完結し、入力値を外部APIやサーバーへ送信しません。eval、new Function、fetch、XHR、WebSocketを使わず、コード側で許可した有界named functionだけを呼び出します。反復回数、整数上限、有限性を検査し、範囲外や未定義点を都合のよい近似値へ置き換えません。
- JavaScriptの数値はIEEE 754 binary64で、整数を常に厳密に表せるのは絶対値2^53−1以下です。Bernoulli数とStirling数はこの安全整数境界から入力上限を決めています。画面表示は最大15桁へ整形されるため、16桁の安全整数は科学表記で末尾が丸められる場合がありますが、内部のnamed functionとテストoracleは安全整数として厳密です。
- 検算ではcanonical既定値だけでなく、0、端点、符号が変わる点、最初の未許可値を分けて確認します。漸化式を使う整数列は隣接行を独立DPと比較し、ゼータ関連関数は高精度mpmath、Bernoulli数は既約Fraction、Pochhammerは直接積と照合します。異なる方法が同じ丸め値を返すことを確認してから利用してください。
- 入力欄は有限値と整数条件を検査し、エラーがあれば対象欄へフォーカスを戻します。0と未定義、非常に小さい非零値、近似小数と厳密整数を区別します。結果をコピーするときは関数名、入力、採用した規約、確認日も一緒に記録すると、別の資料やソフトウェアで条件を復元しやすくなります。
- この計算結果は学習、数表作成、プログラムの単体テストを補助するものです。有限範囲の一つの値から、関数全体の収束、零点の個数、解析的性質を断定しないでください。証明、任意精度、複素変数が必要な用途では、NIST DLMFなどの一次資料と多倍長実装を併用し、用途に必要な誤差基準を別途定めてください。
- 有界な実数・安全整数の学習と検算用です。任意精度、複素変数、範囲外の解析接続は扱いません。
よくある質問
η(1)は未定義ですか?
定義できます。ζの極は係数の零点で相殺され、η(1)=ln2です。
s=0で交代級数は収束しますか?
通常の部分和は収束しません。表示する1/2は解析接続の値です。
ζ(s)と同じですか?
同じではなく、η(s)=(1−2^(1−s))ζ(s)で関係します。
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