財務収益性を利益率・ROA・ROEで計算

財務収益性を利益率・ROA・ROEで計算

同一期間の売上・原価・販管費・利益と平均資産から、各利益率、原価率、ROA、ROEを計算します。

入力

同一期間の純売上高を0より大きい値で入力します。

売上高と同じ期間・会計範囲の売上原価を0以上で入力します。

同一期間の販売費及び一般管理費を0以上で入力します。

同一期間の経常利益を入力します。経常損失は負値で入力できます。

同一期間の当期純利益を入力します。純損失は負値で入力できます。

対象期間の期首・期末などから求めた平均総資産を正の値で入力します。

対象期間に対応する平均自己資本を正の値で入力します。0以下ではROEを計算しません。

使い方

  1. 同一損益期間の売上・費用・利益と対応期間の平均資産・平均自己資本を、同じ対象・期間・会計方針の資料から確認します。
  2. 売上、原価、販管費、利益、平均残高を入力し、単位、期間、正負の扱いが欄の説明と一致するか確認します。
  3. 「計算する」を押し、各利益率、原価率、ROA、ROEを式と入力値に照らして読み取ります。
  4. 重要な利用では一項目だけ変えた慎重ケースも試し、採用した元資料、期間、単位、計算日時を記録します。

計算式・考え方

売上総利益=売上高−売上原価、営業利益=売上総利益−販管費。各売上高利益率=対応利益÷売上高、ROA=経常利益÷平均総資産、ROE=当期純利益÷平均自己資本。

注意事項

  • 財務収益性比率は、売上に対する利益・費用の割合と、平均総資産・平均自己資本に対する利益の割合を示します。このページは指標の定義を入力欄と式へ明示し、利用者が元資料と照らして再計算できるようにしています。数値が同じでも企業、期間、会計方針、統計の対象が違えば意味は変わるため、単独の結果を格付けや結論として扱わないでください。
  • 計算式は「各利益を同一期間の売上高または対応する平均資本で割る」を中心に組み立てています。分子と分母の向きを確認し、割合は内部では小数のまま計算して表示時だけ百分率へ直します。途中の値を先に丸めないため、手計算や表計算と末尾桁が違うときは、元値の桁数と丸め時点を確認してください。
  • 入力資料は、売上、原価、販管費、経常利益、純利益を同じ損益計算期間から取り、総資産と自己資本は対応する平均残高を使います。損益計算書の金額は一定期間の流れ、貸借対照表の残高は一時点の状態です。両者を組み合わせる回転率や利益率では対象期間を揃え、残高を使う指標では可能な範囲で期首・期末平均など定義に合う平均値を使ってください。
  • 0と負数の扱いは、売上高と平均資本は正を必須とし、費用は非負、経常損失と純損失は負値を許可して比率へ反映します。分母0は計算不能なので入力エラーにし、0に極端に近い分母も結果を不安定にします。一方、赤字、債務超過、支出減少など経済的に起こり得る負値は、意味が成立する欄だけ許可し、符号を消さずに表示します。
  • 結果は、正の利益率は利益、負の利益率は損失を表しますが、ROAとROEは採用利益と平均残高の定義を併記して比較します。業種、規模、成長段階、季節性、価格水準、会計基準により通常範囲は変わります。前年、予算、同業比較を行う場合も、科目の範囲と期間を揃えた比較可能なデータだけを並べ、差の原因は注記や事業内容から別途確かめます。
  • 金額欄は円、千円、ドルなど任意の通貨単位を使えますが、同じページの全金額を同じ通貨・桁単位へ揃えてください。税込と税抜、連結と単体、速報と確定、実績と予算を混ぜません。この計算機は為替換算、消費税、法人税、会計方針の調整を自動では行いません。
  • 入力制約は、物理的または定義上あり得ない組合せと0除算を早めに知らせるためのものです。制約を通過しても資料の転記ミス、勘定科目の分類差、決算期変更、企業結合、事業譲渡などは検出できません。エラーを避けるために仮の小額を入れるのではなく、計算できない状態として理由を記録してください。
  • 式と用語は、中小企業庁の財務指標算出式と米国SECのOperating Marginおよび平均残高を使う比率解説を参照して照合しました。公的・教育資料にも複数の定義がある指標は、このページで採用した分子、分母、平均残高、期間換算を明記しています。制度や会計基準が更新された場合は、利用時点の一次資料と提出先の定義を優先してください。
  • このツールはブラウザ内で計算し、入力値をサーバーへ送信しません。表示値は一般的な倍精度浮動小数点演算による試算であり、法定帳簿、申告書、監査調書、公的統計の正式値ではありません。重要な数値は元帳や公表資料、別の計算方法でも再確認してください。
  • 扱わない範囲は、営業外収益・費用の内訳、税効果、包括利益、資本コスト、将来収益、適正な投資価値は扱いません。この結果だけで投資、融資、税務、会計処理、価格設定、雇用、政府支出の判断を断定しません。必要な意思決定では将来シナリオ、キャッシュフロー、契約条件、注記、専門家の確認を加えてください。
  • 教育・概算用です。投資、融資、税務、会計または政策判断を断定せず、元資料と専門家の確認を優先してください。

よくある質問

財務収益性比率だけで企業や政策の良否を判断できますか?

できません。利益率はキャッシュフロー、負債返済、利益の一時要因、将来収益、株価の妥当性を直接示しません。このページは明示した式に入力値を当てはめる補助計算です。複数期間の推移、注記、キャッシュフロー、業種特性などを確認し、重要な判断は会計・税務・金融・経済の担当者へ相談してください。

赤字やマイナスの値は入力できますか?

経常利益と純利益は損失を負値で入力できます。売上・費用・資産は定義上の非負、各分母は正が必要です。資産、負債、在庫、数量のようにこのページで負数を想定しない欄は拒否します。損失や支出減のように負数に意味がある欄は許可しますが、比率の基準となる前期値が0以下の場合など、解釈が不安定な組合せは計算しません。

異なる決算期間や単位の数字を混ぜてもよいですか?

混ぜないでください。3か月と12か月、円と千円、連結と単体、税込と税抜などを揃えないと、演算はできても比較として無意味になります。期間入力があるページでは一致条件または年換算を適用しますが、元資料の対象範囲までは自動判定できません。

計算結果を申告書や投資判断へそのまま使えますか?

そのまま使うことは想定していません。科目分類、評価方法、税法、会計基準、提出先指定の式によって正式値は変わります。元資料の定義を優先し、税務申告は税理士等、会計判断は公認会計士等、投資・融資判断は適切な専門家と確認してください。

入力した売上、利益、資産、負債、在庫、価格、数量、労働必要量、消費性向はこの端末内だけで計算され、外部へ送信・保存されません。個人名、口座番号、取引先名など計算に不要な機密情報は入力しないでください。