Thom不快指数を気温と相対湿度から計算
気温15〜50°Cと相対湿度から、査読研究で使われる温湿度型Thom Discomfort Indexを計算します。WBGTや暑さ指数とは区別します。
計算結果
- Thom不快指数(温湿度型)
- — °C型
- 式中の湿度補正量
- — °C型
使い方
- 同じ場所・時刻で測った乾球気温と相対湿度を一次資料、仕様書、測定記録から確認して入力します。
- 気温・湿度がこのページの適用範囲内であることを同じ単位系と同じ対象条件で入力します。
- 「計算する」を押し、TDIと式中の湿度補正量を別日の同条件と比較を適用範囲と一緒に確認します。
- 入力を小さく変えた感度比較と既知例の再計算を行い、重要用途では別手段でも照合します。
計算式・考え方
Thom温湿度型TDI=T−(0.55−0.0055RH)(T−14.5)。Tは乾球気温°C、RHは相対湿度%。このページでは15≤T≤50、0≤RH≤100に限定し、日本で流通する別係数式、WBGT、Heat Indexとは区別します。
注意事項
- Thomの温湿度型不快指数は、乾球気温と相対湿度だけを使って温熱的不快を比較するThom系の簡易温湿度指数です。このページは対象を明示した純粋な数式モデルであり、場所名、機種名、核種名だけから未入力の条件を推測しません。現場データや証明書に値がある場合は、その測定条件と単位を確認して入力してください。
- 式の組み立ては、気温から乾燥時の蒸発冷却を表す項を引き、相対湿度が高いほどその差し引きを小さくします。分子、分母、指数、対数が表す量を確認し、途中の値を別の単位へ変えるときは換算係数も記録します。内部計算では表示用の丸めを行わず、すべての出力を求めた後で表示桁だけを整えます。
- 入力契約は、同じ位置・時刻の乾球気温°Cと相対湿度%を使い、気温を15〜50°C、湿度を0〜100%に固定します。正の値が必要な分母や対数引数は0を拒否し、百分率、高度、温度、時間、半減期、相対量には用途別の上限を設けています。範囲外を外挿してもっともらしい数値を返すのではなく、入力エラーとして修正を促します。
- モデルの主要な仮定は、日射、風、着衣、活動量、年齢、健康状態を一定または無視し、気温と湿度だけで比較することです。実際の環境では時間変動、空間分布、装置制御、人体差、試料の開放系挙動などが加わります。仮定が成立しない場合は、この式の精度を上げるのではなく、対象に合う別モデルへ切り替えてください。
- 結果の読み方は、同じ気温では湿度が高いほどTDIが気温へ近づきますが、個人の不快感や疾病発生を予測する値ではありません。計算値は入力と仮定に対する条件付き結果であり、将来の発電量、実際の天気、個人の放射線量、試料年代、健康影響を保証しません。結果を引用するときは式名、定数、単位、適用範囲も一緒に示してください。
- 適用範囲と境界は、RH=100%では補正係数が0となりTDI=T、範囲外の温度・湿度は別指標や検証が必要なので拒否します。等号を許す条件と許さない条件を区別し、cross-field constraintsに反する組合せは関連する入力欄へ同じ理由を表示します。境界の外側は同じ式が連続して見えても、物理モデルとして有効とは限りません。
- 浮動小数点誤差は、入力センサー誤差と式自体の経験的近似が支配的で、小数3桁表示は体感をその精度で測れる意味ではありません。計算はIEEE 754倍精度で行うため、非常に大きい値、小さい差、1に近い比、長い時間尺度では末尾桁が丸められます。表示された桁数を測定精度や定数の不確かさより高い精度だと解釈しないでください。
- 式と定数は、査読研究で用いられるThom温湿度型TDI=T−(0.55−0.0055RH)(T−14.5)の定義で独立確認しました。参照資料は数式、定義、単位、適用範囲を確認するために使い、文章や画面構成はこのツール向けに新しく作成しています。資料間で丸め値が異なる場合は、このページが採用した値を本文に明示します。
- リスク区分はR1です。健康と暑熱に関連するためR1とし、警戒区分や医学的閾値をこのページでは表示しません。重要な設備設計、航空運用、医療、放射線防護、環境評価、学術的年代決定では、資格を持つ専門家、適用規格、校正済み機器、正式な解析ソフトによる確認を優先してください。
- このページで扱わない範囲は、Thomの温湿度型TDIだけで、日本の別形式の不快指数、WBGT、NOAA Heat Index、Humidexは含みません。単一式は比較や学習の出発点として便利ですが、入力に含まれない要因を補正することはできません。安全率、測定不確かさ、地域差、個体差、装置の性能曲線、複数過程のモデルは別途評価してください。
- 温熱感覚の単純指数で、熱中症リスク、WBGT、Heat Index、医療判断を代替しません。公式警報と体調を優先してください。
よくある質問
Thomの温湿度型不快指数の結果を実測値として使えますか?
そのまま実測値にはできません。体感は日射、風、代謝、着衣、順化、健康状態で変わり、指数は温湿度だけの代理量です。計算値は指定した理想条件の予測なので、必要な精度に応じて校正済み測定、現場試験、正式データで確認してください。
なぜ入力範囲を狭く固定しているのですか?
低温域へ外挿した指数の意味が曖昧になり、熱ストレス指標との誤用を避けるためです。数式を評価できることと、物理モデルが成立することは別です。このページは出典で条件を確認できる範囲だけを本番入力として受け付けます。
表示桁が多ければ高精度ですか?
いいえ。表示桁は値を読み取りやすくする書式で、入力測定、採用定数、モデル近似の不確かさを減らしません。比較では丸め前の内部値を使いますが、報告時の有効数字は元データの精度に合わせてください。
安全や健康に関する判断へ使えますか?
熱中症予防や作業中止判断にはWBGT、公式警報、組織手順、個人の症状を使用してください。緊急時や規制対象の判断では、このページを根拠に単独行動せず、所管機関、専門家、施設手順、公式警報に従ってください。
入力した寸法、密度、風速、高度、温度、半減期、相対量、湿度はこの端末内だけで計算され、外部へ送信・保存されません。個人の診療情報、未公開の施設データ、核物質管理情報、位置を特定できる機密情報は入力しないでください。