第1種Whittaker関数M_{κ,μ}(z)を正の実数域でグラフ計算
−10≤k≤10、0≤m≤10、0≤z≤20の実数域で第1種Whittaker関数M_{κ,μ}(z)を最大201点計算し、グラフ・表・TSVで確認します。
計算結果
- 第1種Whittaker関数の標本系列
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計算するとグラフと数値表を表示します。
- M_{κ,μ}(z)
数値表を表示(キーボード・読み上げ対応)
第1種Whittaker関数の標本系列。指定した実数k・mと0以上のz格子で第1種Whittaker関数M_{κ,μ}(z)を表示します。グラフ、表、TSVは同じ標本値です。 z M_{κ,μ}(z)
使い方
- パラメータk(κ)とm(μ)、zの初期値、0以外の増分、1〜201のサンプル点数を入力します。既定値はk=2、m=0.5、z=0から0.2刻みの76点です。
- 計算ボタンを押すと、同じz格子で第1種Whittaker関数M_{κ,μ}(z)を評価し、ページ先頭のグラフ、その下の数値表、TSV用データへ同じ標本値を表示します。
- グラフの形だけで判断せず、零点や急増区間では表の指数表記も確認します。別ソフトと比較するときはκ、μ、z、関数種M、枝の取り方を結果と一緒に記録してください。
計算式・考え方
NIST DLMF 13.14.2に従い、M_{κ,μ}(z)=exp(−z/2) z^(μ+1/2) 1F1(μ−κ+1/2; 2μ+1; z) と定義します。ここで1F1はKummerの合流型超幾何関数です。本ページではκ=k、μ=mと表示し、正の実軸上の通常の実べきだけを使います。
注意事項
- 第1種Whittaker関数は合流型超幾何微分方程式の標準解の一つです。記号M_{κ,μ}(z)の大文字MはWhittaker Mを表し、Kummer関数M(a,b,z)=1F1(a;b;z)とは引数と前置因子が異なります。入力欄のkはκ、mはμに対応するため、添字の順番を入れ替えないでください。
- 公開範囲は−10≤k≤10、0≤m≤10、0≤z≤20です。これは関数の数学的な全定義域ではなく、ブラウザの倍精度計算で実数値を安全に説明・検査できる有界部分です。範囲外の値を端点へ丸めたり、mを整数や半整数へ丸めたりせず、入力エラーとして示します。
- m≥0では指数m+1/2が正なので、z→0+でz^(m+1/2)が0へ近づき、1F1の原点値は1、exp(−z/2)は1へ近づきます。このため本ページはz=0でM_{k,m}(0)=0という右側極限を明示的に返します。0のべきと超幾何級数を機械的に掛けてNaNにする実装ではありません。
- 負のzは受け付けません。mが一般の実数ならz^(m+1/2)は負の実軸上で複素位相を持ち、上側または下側から枝切りへ近づく選択が結果へ影響します。絶対値|z|を代入して実数値へ縮約したり、実部だけを黙って表示したりすると別の関数になるためです。
- 複素zも対象外です。Whittaker関数は複素平面で重要な特殊関数ですが、複素入力欄、枝の指定、実部・虚部の二系列、複素数表記まで一貫して設計しないまま実数グラフへ混ぜません。複素領域が必要な計算は、枝規約を指定できる任意精度ライブラリで確認してください。
- m<0も公開しません。負のmでは原点指数が0以下になって発散や有限極限の条件が変わり、b=2m+1が0または負の整数へ達すると1F1の標準級数の分母Pochhammer記号に特異性が生じます。解析接続や極限で定義できる個別条件があっても、本ページは一律の実数計算へ縮約しません。
- 本ページの0≤m≤10ではb=2m+1が1以上21以下となるため、bが非正整数になる問題を構造的に避けています。一方、a=m−k+1/2は正にも負にもなります。aが負の整数なら1F1は有限次数の多項式で止まりますが、それ以外では収束級数または安定な変換を使って評価します。
- 既定値k=2、m=0.5ではa=−1、b=2となり、1F1(−1;2;z)=1−z/2です。したがってM_{2,1/2}(z)=exp(−z/2)z(1−z/2)となり、z=0とz=2で0になります。この単純化は正常系の独立検算に使いますが、一般の入力をこの一次式で近似するわけではありません。
- パラメータとzによって、指数因子exp(−z/2)が小さくなる一方で1F1やz^(m+1/2)が大きくなり、途中の項が最終値より大きくなることがあります。実装は項数に上限を設け、非有限値、未収束、著しい相殺を成功値の0へ置き換えません。
- 表示値はIEEE 754 binary64を基礎とする最大15桁の有効数字です。級数打切り、指数・対数変換、近接する項の相殺、零点近傍の丸めにより末尾桁は変わり得ます。研究、設計、規格適合の最終値には、任意精度計算と独立した数表を併用してください。
- 横軸はz_i=zの初期値+i×増分(i=0,1,…,点数−1)で作ります。増分を負にすれば大きいzから小さいzへ並べられますが、最終点も0以上20以下でなければなりません。増分0は禁止し、同じ点を201回繰り返す結果は生成しません。
- グラフは最大201個の標本点を直線で結んだ標本線です。点間で関数を追加評価する補間曲線、零点探索、極値探索、誤差保証ではありません。符号変化や鋭い曲がりが見える区間では、開始値と増分を調整して狭い区間を再計算し、表の値も確認してください。
- 縦軸が大きな値へ引かれると、0付近の変化や小さい極値が平らに見えることがあります。これは小さい値が未計算という意味ではありません。範囲を分割する、点数を増やす、TSVを別の描画ソフトへ渡すなど、目的に合う尺度で比較してください。
- Whittaker W_{κ,μ}(z)は第2種の別解であり、本ページのM_{κ,μ}(z)と同じものではありません。名称の第1種・第2種だけで置き換えず、原点や無限遠で必要な境界条件、線形結合係数、採用する枝を物理モデルごとに確認してください。
- この関数は量子力学、波動方程式、Coulomb型問題などで現れますが、関数値だけで現象を判定できません。次元を持つ変数をそのままzへ入れず、導出した無次元化、境界条件、正規化、単位、パラメータ対応を確認し、本ツールを診断や安全判断の根拠にしないでください。
- 計算はsampled-series-v1と固定名の許可制関数whittaker_m_real_positiveだけで行います。eval、new Function、外部API、外部CDN、fetch、XMLHttpRequest、WebSocketを使わず、利用者が入力したコードや式を実行しません。
- 入力したk、m、z格子と生成した系列は利用者のブラウザ内だけで処理され、サーバーや第三者へ送信または保存されません。WordPress本文、追加CSS、追加JavaScriptで完結するローカル成果物であり、builderの実行は下書き作成、記事更新、本番公開を行いません。
- 定義式、記号、枝に関する前提はNIST Digital Library of Mathematical Functions(DLMF)§13.14、特に式13.14.2を2026年7月15日に一次資料として照合しました。比較資料で添字の符号、Kummer関数の正規化、べきの枝が異なる場合は、数値だけでなく定義式まで戻って確認してください。
- −10≤k≤10、0≤m≤10、0≤z≤20、最大201点の倍精度実数標本です。負・複素z、負のm、任意精度、零点探索は扱いません。
よくある質問
z=0を入力できますか?
はい。公開範囲m≥0では正の実軸側の極限が0なので、M_{k,m}(0)=0を返します。
負のzを絶対値に直して計算できますか?
できません。一般の実数mでは複素枝が関係し、|z|への置換は元のWhittaker関数と同値ではありません。
第2種Whittaker関数Wも同時に表示されますか?
表示しません。このページは各ページ1ツールの原則に従い、第1種Mの1系列だけを扱います。
点を結ぶ線の交点は正確な零点ですか?
いいえ。最大201点の標本線なので、零点が必要なら区間を狭めた再計算と専用の求根法で確認してください。
入力したk、m、z格子、生成した第1種Whittaker関数系列は端末内だけで処理され、外部へ送信または保存されません。個人情報の入力欄もありません。