HbA1cの旧JDS表記とNGSP表記を換算(2012年JDS式)
2012年に日本糖尿病学会が示した正式換算式で、旧JDS表記とNGSP表記をブラウザ内で相互換算します。現在の診断値、管理目標、良否は判定しません。
計算結果
JDSは旧表記です。2012年の表記換算だけを行い、現在の検査値の診断、血糖コントロール評価、治療目標、受診や服薬の要否を判定しません。
- 旧JDS表記(丸め前)
- — %
- NGSP表記(丸め前)
- — %
- 旧JDS表記(公式1桁表示)
- — %
- NGSP表記(公式1桁表示)
- — %
使い方
- 過去の検査票、研究資料、記録の項目名を確認し、旧JDS表記かNGSP表記かを選びます。
- 元資料の値を%単位で入力します。表記が不明な値を差の大きさだけで推測しません。
- 丸め前の換算値と公式1桁表示を分けて確認し、1桁表示値を再換算して完全一致すると考えないでください。
- 現在の検査結果を評価する用途ではなく、必要な医療判断は元の検査機関または医療専門職へ確認します。
計算式・考え方
日本糖尿病学会の2012年運用指針に基づき、NGSP(%)=1.02×JDS(%)+0.25、JDS(%)=0.980×NGSP(%)−0.245です。丸め前値を小数第3位まで扱い、小数第2位を四捨五入して小数1桁表示も示します。表示済み1桁値を逆式へ戻すと丸め差が生じ得ます。
注意事項
- JDSは日本で以前用いられていた表記です。日本糖尿病学会は2012年4月1日から日常臨床でNGSP値を用いる方針を示しており、旧JDS値と現在のNGSP値を同じ表記として比較しません。
- この換算は同じ測定対象を二つの表記へ写すための線形式です。血糖値や平均血糖へ変換する式ではなく、HbA1cの生理的意味や測定誤差を再評価する機能もありません。
- JDS6.0%は丸め前NGSP6.37%、公式1桁表示6.4%です。0.4を一律加算する近道では端の範囲で正式式と異なるため、係数1.02と切片0.25を固定します。
- 逆換算は式(1)の厳密な代数逆数ではなく、日本糖尿病学会が示した0.980と0.245をそのまま採用します。独自に係数桁を増やして公式表示とずらしません。
- 上端は運用指針の換算表に記載されたJDS14.9%、NGSP15.2%に合わせます。範囲外を線形外挿して医療値に見せず、入力エラーとして元資料の表記確認を求めます。
- 正式式と丸め方法は2026年7月16日に日本糖尿病学会の運用指針で照合しました。参照先: www.jds.or.jp/uploads/files/document/HbA1c_basicpolicy%2Csignage-guideline.pdf 。
- 同学会の告知ページ www.jds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=16 は、2012年4月からNGSP表記の使用を開始した経緯と引用文献を掲載しています。
- 換算結果へ糖尿病型などの診断区分、良好・不良、治療目標、薬剤、食事や運動の助言を付けません。数値の意味は検査時期、方法、医療状況を含めて専門家が判断します。
- 元資料にJDSまたはNGSPの表示がない場合、このツールだけでは表記を特定できません。年月だけで自動判定せず、発行元へ確認するまで換算結果を確定値として使わないでください。
- 丸め前値は式の検算用で、検査機器がその桁まで測定したことを意味しません。転記時は元資料、入力表記、換算式の版、丸め後表示を一緒に残します。
- JDSは旧表記です。2012年の表記換算だけを行い、現在の検査値の診断、血糖コントロール評価、治療目標、受診や服薬の要否を判定しません。
よくある質問
JDSとNGSPはどちらが現在の国内表記ですか?
日本糖尿病学会は2012年4月から日常臨床でNGSP値を用いる方針を示しています。JDSは過去資料を読むための旧表記です。
JDS値に0.4を足せば十分ですか?
範囲によって丸め差があるため、正式な1.02×JDS+0.25を使い、指定順で丸めます。
換算値から糖尿病か判定できますか?
できません。表記換算だけで、現在の診断値、管理目標、検査結果の良否を判定しません。
表記が分からない記録も換算できますか?
表記を推測できないため、発行元や項目名を確認してください。数値だけからJDS/NGSPを自動判定しません。
HbA1cの表記と数値は利用者のブラウザ内だけで換算され、外部へ送信・保存されません。氏名、検査日、医療機関、診断名などの個人情報を入力する必要はありません。